立命館アジア太平洋大学誕生物語―世界協学の大学づくり価格: 1,208円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 留学生は、各国政府から募られた優秀な学生が集まっている。
しかし、2006年の定員1、5倍増により、学生の入試易化が発生した。
最近、徐々にではあるが、日本人学生の質が下がっていると感じる。
中には、APUを卒業後、有力企業、大学院に進学する者も少なくは無いが、勉強しない学生も多くいることは確かである。
果たしてこの本に書かれていることが本当なのか?
大学の一関係者として、読者にはぜひ読後、実際に立命館アジア太平洋大学を訪れてほしい。
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民法条文整理ノート価格: 1,995円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 このシリーズ全体のレビュー:
「重要判例の要旨付きの逐条解説」といった感じの構成ですが、パンデクテン方式の条文構造であることを前提に、必要に応じて、後ろの方の条文を関連する前の条文のところに掲げていて、項目ごとに学習しやすい配置となっています。逆に、条文の数字通りに探していくと、一部の条文は「ありそうな場所にない」ということもあるので、日常的には読み込んでいない状態で「とっさの条文集」として手に取るような使い方は、やや向かない危険性もあります。
適度に余白があり、(資格試験系の予備校が出版している類似本に比べると)本文デザインがシンプルで黒一色なので、条文付きのサブノ |
アメリカの大学院で成功する方法―留学準備から就職まで (中公新書)価格: 798円 レビュー評価:3.0 レビュー数:11 文系の著者がかなり各論的に書いているため、分野が違うと、かなり合わなかった。ただし、途中にはさまれている、「精神衛生の?」というコラムは、数ページに渡って、過酷な環境で勉学や研究に励む留学院生に、精神面でのアドバイスを送っていて、誰であろうと読む価値はある。 |
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数学受験術指南 (中公新書 (607))価格: 693円 レビュー評価:4.5 レビュー数:9 「採点者の気持ちになって答案を書け」の一言に尽きるでしょう.
本書では,入試の採点などがどのようにして行われているのか,採点者はどのようなことを考えて採点をしているのかを紹介し,その上でどのような答案を書くべきかを指南してくれます.第6章には数学答案の書き方に対する具体的なアドバイスがあります.これらは,大学受験生に限らず中学生あたりから意識するとよいと思います.
単なるハウツー本を超えた非常に深い内容です.大学を出てしまったおじさんには直接には役に立ちそうにありませんが,本書の内容を踏まえてご自分のお子さんたちに蘊蓄をたれてみるのもよいか |
徹底検証 大学法人化 (中公新書ラクレ)価格: 882円 レビュー評価:3.5 レビュー数:5 350 ページをこえる,新書としては大作である.大学法人化へのみちすじを行政改革とグローバル化,筑波大学の設立,東大医学部紛争にまでさかのぼって検討している.
行政改革とグローバル化はまだそれほどとおい過去のことではないが,筑波大学が設立された時代にはまだ私にはその背景がよく理解できていなかった.当時は上からの改革ということで反感をもっていたが,この本を読むことで,あらためて改革の必要性を問いなおすことができた.しかし,著者は筑波大学の改革が結局は挫折し,従来の大学にもどってしまったと書いている.
法人化に関してはこの本が書かれたのはまだ進 |
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